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当社の超硬加工技術

深さ10㎜ 細穴加工事例

細穴加工|超硬加工ソリューションナビ
細穴加工(サブミクロン)|超硬加工ソリューションナビ

加工内容

細穴放電加工

加工形状

φ0.10×5㎜ 
φ0.13×10㎜ 

加工設備

細穴放電加工機(Sodick K3BL)

加工材種

G2
※当加工はSS以外の全ての材質で対応可能

お客様の課題・要望

お客様より細穴加工のご依頼があり、対応した事例となります。当事例ではお客様から以下のご要望がございました。

・φ0.10×5㎜、φ0.13×10㎜を満たすこと

それぞれの製品が5mm、10mmと長いため、加工難易度が非常に高く、対応できるメーカーが見つかりませんでした。そこで超硬合金の細穴加工を得意とする当社にお声掛けいただきました。

加工内容

お客様のご要望である超硬素材をヒアリングさせていただき、材種G2をご提案し、加工に移りました。前述した通り、加工内容はφ0.10×5㎜、φ0.13×10㎜と高度な技術・知見が求められる加工であったため、以下の点に注意する必要がありました。

・細穴放電加工の際、穴入口部分は狙い通りの寸法であっても、穴深さ方向に太鼓状に膨らむ恐れがある点
・要求仕様が非常に厳しいため、細穴放電加工の最適な条件出しが必要になる点

穴深さ方向への膨らみに関して、長年培ってきた加工ノウハウを基に、穴深さ方向への膨らみ防止に細心の注意を払いながら加工を行いました。当製品は穴内部の形状も重視する製品であったため、断面形状についても自社内にて検査を行い、問題がないことを確認いたしました。また、これまで培ってきた類似形状の加工データや加工ノウハウをもとに、電極径や加工方向等のあらゆるパターンの条件出しを行いました。その中で、最良の条件を選定し加工に移りました。

試作加工を繰り返し、以下の内容でお客様のご要望を満たすことができました。

【φ0.10×5㎜】
  穴径(両端部)φ0.104mm
    (中央部)φ0.186mm
  真円度    0.002~0.005mm
【φ0.13×10㎜】
  穴径(両端面)φ0.131㎜
    (中央部)φ0.195㎜ 
  真円度    0.002~0.005㎜

加工結果・当社のサービス

当事例は当社が対応してきた細穴加工の中でも、加工深さが非常に長く、難易度が高い案件でしたが、お客様のご要望に沿った製品製作を実現することができました。当社の加工技術はもちろん、お客様への対応に関しても、大変評価いただき、継続的に超硬合金の加工依頼を頂戴しております。
超硬素材・超硬加工ソリューションナビでは、超硬合金の高精度な微細加工・細穴加工に強みを持ちます。超硬合金の微細加工は、これまでの加工データをもとにし、試作加工を繰り返して最適条件を見極める必要があり、加工ノウハウが必須となります。超硬素材の提供を行う当社は、それぞれの素材の特徴を熟知しており、素材に沿った加工で皆様のご要望にお応えしてまいります。当事例のような加工深さが長い案件であっても、お気軽に当社にお声かけください。

当社の超硬加工事例

超硬素材・超硬加工 ソリューションナビを運営するエバーロイは、
素材選定・開発~精密加工、完成品提供までの一貫したソリューション提供により、
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