エバーロイの超硬加工技術
厚み0.02㎜ 薄板加工事例
加工内容
平面研削加工
加工形状
0.02×70×145㎜
加工設備
高精密成形研削盤(MEISTER-V3)
加工材種
KN20
※当加工はSS種以外の全ての材質で対応可能
お客様の課題・要望
お客様からのご依頼は、超硬合金の薄板加工で「厚み0.02mm以下」という加工難易度が極めて高いものでした。この超高難度ゆえに他社では対応困難とされていましたが、超硬合金加工で豊富な実績を持つ当社にご相談いただきました。
加工内容
お客様のご要望と製品用途をヒアリングし、非磁性超硬合金材種KN20を選定。平面研削加工で対応いたしました。
特に、厚み0.02mmという極めて高い精度が求められる薄板加工においては以下の難題に直面しました。
・反り対策: 極薄板材の反り発生を防ぐための精密な研削条件の確立
・固定方法: 加工時の負荷で薄板がめくれやすく、非磁性材ゆえにマグネット固定も不可能
これらの課題に対し、当社は長年培ったノウハウと豊富なデータを基に、試作を繰り返し、最適な研削条件を特定。さらに、非磁性材の固定には専用治具を開発・使用することで、安定した加工を実現しました。
その結果、お客様のご要望通り厚み0.02mmの超高難度薄板加工に成功し、困難な超硬薄板加工における当社の卓越した技術力を証明することができました。
加工結果・当社のサービス
この事例のお客様は、超硬合金加工の専門業者を探すことに大変苦慮されていました。しかし、厚み0.02mmという極限の要求に応えた当社の技術力に対し、「諦めていた加工が実現できた」と大変ご満足いただき、以来、高精度加工における継続的なパートナーとして、多岐にわたるご依頼を頂戴しております。
超硬素材・超硬加工ソリューションナビを運営する当社は、薄板加工にとどまらず、細穴加工や溝加工など、あらゆる超硬合金の難加工に対応いたします。他素材とは異なる超硬合金特有の特性を熟知し、長年培った確かな加工ノウハウと実績を持つ当社だからこそ、お客様の「困った」を「できた」に変えることができます。
「他社では困難」とされた超硬合金加工の課題も、ぜひ一度当社にご相談ください。貴社の課題解決に全力を尽くします。
エバーロイの超硬加工事例
超硬素材・超硬加工 ソリューションナビを運営するエバーロイは、
素材選定・開発~精密加工、完成品提供までの一貫したソリューション提供により、
皆さまの課題を解決します。
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